Our Global Talent
魅力あふれるアジア人材
アドバンスが主としてご案内しているアジア人材は、 日本企業との高い親和性があり、 多くの企業様から高い評価をいただいています。
- 各国人材の特長比較
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観点 ベトナム人材 インドネシア人材 職場適応力 儒教の価値観で階層や規律を理解し、環境適応力が高い。 多民族社会で培った包容力で、多様性を受け入れ調和を重視。 労働倫理 仏教の教えと歴史経験から、規律正しく細やかな作業を遂行し、自己成長を重視。 イスラムの価値観から、忍耐強く誠実に仕事に取り組む。 日本語習得 言語習得意欲が高く、文法理解・発音が正確。コミュニケーション向上に熱心。 着実に学習し、発音は聞き取りやすい。温和な性格が言語習得に活きる。 適性分野 製造業・介護・農業に適性が高く、正確さと真面目な姿勢が評価される。 介護・サービス業に適性があり、共感と思いやりを活かす。 モチベーション 向上心が強く、スキル習得に積極的。 調和を重視し、相互支援と長期的関係を大切にする。 向上心が高く協調性のあるアジア人材は、
実践的な教育プログラムで専門スキルを磨き、
日本企業の貴重な戦力として活躍しています。
ベトナム人材の特長
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- 高い適応力と学習意欲
- 日本の職場環境に素早く順応し、新しいスキルを積極的に吸収する姿勢。規律を重んじ、常に自己改善に取り組む柔軟な学習態度が特徴的です。
- コミュニケーション能力
- 日本語学習への強い意欲と、礼儀正しく協調的なコミュニケーションスタイル。チームワークを重視し、明るく前向きな対人関係を築く能力を持っています。
- 出身背景の強み
- 勤勉で教育水準の高いベトナム社会の特性が、国際感覚豊かな人材を生み出しています。経済発展を背景に、勤労意欲の高い人材が数多く育っています。
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ベトナム人材の魅力は、儒教と仏教が織りなす独特の社会文化的背景から生まれています。 儒教の教えは年長者への敬意と厳格な社会秩序を、仏教は思いやりと忍耐の精神を育んできました。これらの宗教的価値観が、彼らの職業倫理と人間性に根づいており、日本の職場文化との親和性につながっています。
多民族国家としての歴史の中で様々な文化的影響を吸収してきたベトナム社会は、困難を乗り越える力と異文化への寛容さを身につけてきました。また、植民地支配の歴史が生み出した適応力は、常に学び、成長しようとする姿勢となって表れています。
音の高低パターンで意味を伝える「声調言語」の特性から培われた繊細なコミュニケーション能力が、介護、技術、農業等オールラウンドな職種で活かされています。 スキルアップへの情熱と社会的上昇を目指す強い意志は、このような彼らの歴史と文化に深く根ざした特質といえるでしょう。
インドネシア人材の特長
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- 豊かな人間性
- 温かく思いやりのある性格が特徴的。相手を大切にする文化的背景により、共感力と優しさを兼ね備え、人間関係において繊細で深い理解力を持っています。
- 多様性への理解
- 多民族国家ならではの包容力と異文化理解力。様々な民族、宗教、言語が共存するインドネシアで培われた柔軟なコミュニケーション能力が、グローバルな職場環境に適しています。
- 労働への姿勢
- 忍耐強く、与えられた仕事に対して真摯に取り組む姿勢。チームワークを重視し、目標達成に向けて協調的かつ献身的に働く、高い労働倫理を持っています。
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インドネシア人材の魅力は、多民族国家ならではの豊かな包容力と深い人間性から生まれています。 イスラム教を中心とした宗教的背景は、互いを思いやり、共存する精神を育んできました。様々な民族、言語、文化が共存するインドネシア社会は、本質的に多様性を受け入れる寛容さと柔軟性を備えています。
植民地支配の歴史を経て、彼らは忍耐強さと、互いに支え合う共同体の精神を培ってきました。チームワークを重視し、与えられた仕事に対して真摯に取り組む姿勢は、職場の調和を大切にする文化から生まれています。特に介護やサービス業における共感力と思いやりのある対応は、彼らの文化的背景が生み出す大きな強みとなっています。
教育への尊重と社会的成長への穏やかな志向は、インドネシア人材特有の資質であり、職場に新たな価値観と人間的な温かさをもたらす存在として期待されています。
現地で始まる人材教育(ベトナム人材・介護分野)
- 提携大学(タンドン大学)
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タンドン大学(University of Thanh Dong, Vietnam)は、ベトナム北部ハイズン県に位置する私立大学で、看護、栄養、介護をはじめとした15の専攻を擁しています。在籍学生数2,000名を超える同大学では、当社が介護備品の提供や実習室の環境整備を行い、日本の介護現場に近い学習環境を実現。また、現地教員への教育研修や介護カリキュラムの監修を通じて、教育の質の向上をサポートしています。ベトナムの基礎看護知識を持った学生たちは、この充実した環境で日本式介護を学ぶことで、日本及び母国で活躍できる高度な介護人材へと成長します。同大学は諸外国との国際的な取り組みも積極的に推進しており、グローバルな介護人材の育成拠点として注目されています。
- 日本語教育
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初級と専門の2クラス制を採用し、6ヶ月間にわたり毎日7時間の集中的な学習を行っています。ひらがな・カタカナの基礎から介護の常用漢字まで、現場で必要な日本語力を段階的に習得。日本語能力試験N4合格を目指すとともに、介護現場での円滑なコミュニケーションができる実践的な語学力の育成に力を入れています。
- 介護実技教育
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日本の介護福祉士資格を持つベトナム人専任講師が常駐し、現場に即した実践的な指導を行っています。当社から提供された介護備品を活用し、日本の介護施設を再現した環境で実習を実施。実際の介護現場で求められる技術とコミュニケーション力を、リアルな環境で総合的に学べる体制を整えています。
- オリジナル教材
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当社とタンドン大学が共同開発したオリジナル教材は、日本の介護施設職員の監修のもと、実践的な内容を重視して作成しています。教材には、実際の介護シーンを収録したビデオ教材をはじめ、現場での声かけ表現をまとめたハンドブックや介護用語集を用意。学生からは「わかりやすく実践的」と高い評価を得ており、日本で即戦力として活躍できる人材育成を支援しています。
介護を学ぶベトナムの若手人材と経験豊富な教員陣が、
共に未来の介護プロフェッショナルを目指しています。
「高齢化が進む日本には、どんな介護があるのか知りたいと思いました」 「日本では利用者一人一人の趣味や習慣を守りながら介護をすることが素晴らしいと思います」 「介護福祉士の資格を取って、立派な外国人介護福祉士になりたいです!」
「新しい国での生活にはまず言語がとても大切です。私自身の留学経験を話したり、日本に関するビデオや映画を見せて、学生たちにやる気、情熱を与えています。コミュニケーションを通じて、互いに共有したり助け合えるようになってほしいですね」
プログラムに参加する学生たちからは、「日本の先進的な介護の仕組みを学びたい」「一人一人の生活習慣を大切にする日本式介護に感銘を受けた」という声が寄せられています。指導する教員陣は、EPA(経済連携協定)での実務経験者や日本留学経験者で構成され、介護技術だけでなく、利用者の尊厳を守る心、日本文化への理解など、介護のプロフェッショナルとして必要な素養を総合的に育んでいます。